2012年05月09日

あの時のひとは今…

 どなたでも寝付きの悪い夜はあると思う。
 そんな時、普段は思い出さないような人のことを思い出す。
 東京でのバーのお客さん。今はどこで何をしているかは知らないが、今でも強烈な印象がある方です。

 サラリーをもらいながら会社役員でもない方で、私の知っている限りでは彼女の年収はその時の年齢からしてもケタ違いの収入があっただろうと推測される。もちろん仕事については一切妥協せず、その方の性格上いつもパーフェクトだったと思う。
 お酒を飲んでいるときはほとんど仕事の話しはしないが、たまに聞いた仕事話しの中では、とある超一流メーカーの社長の講演原稿の依頼料の高額さを聞いた時は、世の中にはそんなお金の動きがあるのかと驚かされた。

 仕事仲間とは絶対に酒場には行かず、気の通った友達としか行動はしないが、たまに同僚の愚痴を口にしていたときに思った。この方は、「できない」「わからない」という人の気持ちが「わからない」のだと。
 はっきり言って、完璧すぎる彼女の仕事に周囲がついていけないのだ。段取り、ペース配分、内容と、どれをとってもそのサラリーに見合ったものであることは容易に推測できる。しかしながら、逆に周りがついてこれない理由も理解できず、ゆえに同僚とはプライベートで付き合いはしないのだろう。

 人には、あまりの能力の高さゆえ、レベルの違いを批判してしまうこともあるだろう。ひとつ間違えば誰にでもその隙間は存在する。でも人間はいろんな能力や立場や思考などの集合体であって社会が存在している。昨今はツイッターやフェイスブックを代表するコンピューターネットワークの時代ではあるが、あまり個々に深入りせず、表面的にうまく付き合うのも世渡りのコツなのかもしれない。

 タレントの芦田愛菜さんは小学校1年生だった昨年、年間760冊の本を読破したそうだ。今年の目標は年間1000冊だそうで、たしかに逸材としての能力の高さに感心する。
 私はそんな能力の高い人たちが、それぞれに適材として活躍出来る世の中であることを願っている。ただ、その持ち合わせの能力を愚痴に向けてしまった場合、その愚痴もとことんレベルの高い愚痴であることも知ってしまった。
posted by 市橋宗行 at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のつれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

アリバイ質問について

 以前ブログで、私は「特別公務員であるがための守秘義務により、墓場まで持っていかなくてはならない案件もある」ということを言いました。これについて、ある方にご意見いただきましたが、これはあくまで個人的な相談や利益がらみの事前情報があるからで、すべてに当てはまるわけではありません。

 そういった中で、では何を市民の皆さんに出していくべきかを常々考えています。

 私自身はいろんなことを発信したい。特に今までの議員や議会の中身についての詳細や、議論の経緯など、「広報田辺」などでは出てこないが、一般公開されている各委員会の議論経緯なんかが分かれば、もっと市民の方々の意識や関心がわいてくるだろうと思っているからです。

 そこでひとつ、議会でのことをお伝えします。
 最近個々の議員さんらの活動が活発化してきています。それは来年の「選挙」を控えてのことでしょう。
 過去の例から言うと実績発表、実績作りということですが、「事前の議論である程度決定されていることを、あらためて一般質問で問いかける」というアリバイ質問をすることがあります。一般質問では議事録に残ることから、行政側からしてもその答弁には重みがあり、場合によっては非常に有効です。しかし使い方を間違えると市民の方々に誤解を与え、内部(議員や職員)の信用を失ってしまいます。
 これは市民一般には絶対分からないし、分かりにくいことです。
 ひとつだけ正確に言えると思うことは、一人の議員でできることはよほどのことがない限り何一つない、ということです。条例や要望書の議決には、3分の2や過半数といったある一定の各議員の協力が必要であるし、それ以外の問題の解決にも市の職員さんらや町内会などの多大な協力が必要であったりするからです。
 国や大阪では職員(公務員)の体制が現状に当てはまらないといわれていますが、田辺市でいうと、議員の体制が現況に当てはまっていないようにも思います。現況に当てはまっていないから大災害時にも特別委員会が設置できない、議会の改革についても、定数、歳費(給与)、政務調査費(経費)、を別々に扱おうとする。きっちりとした説明を市民の皆様に出来るのかを考えれば、当然として建設的な議論になるはずだと、私は思います。

「なりたい議員」ではなく「なれる議員」の台頭を具体化しなければ、田辺市政の不幸となるでしょう。そしてそれは私自身を問われる問題でもあります。
posted by 市橋宗行 at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

足あと…

年末年始のいつもの忙しさが少し落ち着き、その間の疲れが溜まっていたせいもあり、気力もすこし落ち込み気味でした。
気力が落ちるとなかなか戻すのも大変で、自分の場合、そんな時は過去に知り合った知人を訪ねたり、なにも考えずにお経を読んだりしながら、気力の充足をはかっています。
私自身これまでの人生で関わった多くの人たちから、多くのことを学び、そしてその方たちが今何をして活躍しているのか。そんなことをたまに考えます。

あるカフェのマスターは、若い世代にも何かを発信し続け、とあるバーの主人は、一緒に店を盛りたてた私の良き戦友でもあり、映画や各メディアでも活躍されています。
隣の芝生は青いとは思いませんが、ただ負けないように、また、不安を力に変えてなんとかやってこれたような感じがします。

早すぎる時間の経過、20歳の頃は、もっと漠然と、いつ到達するやも知れない将来の目標に向かってゆっくり進んでいたように思われるのです。しかし今は、はたして自分のビジョンを描ききれているのか、そんな不安があるから進んで行かなくてはならないのです。今までと同じように…

来年の今頃は、それまでの足あとを糧に、次の戦いに向かっていることでしょう。
posted by 市橋宗行 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする